私は自動車の整備をする工場で働いているんですが、廃棄物として廃タイヤという使われなくなったタイヤの処理をしたことがあります。廃タイヤは、自動車を修理しているうえで、スリップサインが出てしまい、買い替えが必要な自動車から出てくるタイヤで使えなくなったタイヤのことです。整備工場なんかではこうしたタイヤを一時的にストックしておき、リサイクルという形でリサイクル事業者に渡すことでリサイクルタイヤというタイヤに変えてもらい、整備する車に取り付けるタイヤにすることもあるんです。ただ、近年はタイヤの処理に結構なお金がかかるため、タイヤをたくさんストックしてから回収事業者に来てもらい廃タイヤを回収してもらっています。廃タイヤはキロ当たりという形で回収されるので少ない量だと回収事業者に来てもらう手間賃のほうがかかってしまうため、数十本単位で回収してもらうのです。これが結構の手間でして、まず、回収してもらうタイヤを保管する場所が必要であることと、タイヤに炎のような引火すると危ないものが飛んでこない場所で保管しないといけないのです。タイヤは引火しにくいというイメージがあるでしょうが、溶接の火花で引火するということがあります。だから、炎に触れない場所で保管する必要がありもし、引火したらものすごく黒煙を上げて燃えるから危険だったりします。よくニュースなんかで、タイヤ工場が炎上してなかなか火が消えないというニュースがありますが、あれは、タイヤに火がついてタイヤに使われた石油が燃えているから消えないんです。だから、昔は保管場所が用意できない場合、やむを得ない場合において廃タイヤに水をかけて自動車の溶接をするというような感じで作業したりしたこともありますが、現在そうしたことは安全上できません。まとめますと、タイヤの廃棄は安全な場所に保管して数十本たまったらリサイクル事業者に来てもらい、タイヤを回収してもらってリサイクルタイヤを購入するなりなんなりをするという手順になります。
